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朝ドラ『あまちゃん』や月9ドラマ『恋仲』で知られる俳優の福士蒼汰さん。以前ほどテレビで見かけなくなったと感じて、何かあったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
福士蒼汰さんに活動休止や不祥事の発表は確認できず、出演の場が地上波の連続ドラマ主演から、舞台・配信・海外作品・映画へと広がっていったことが分かりました。
本人は20代後半からの働き方について「自分のペースを確保しながら少しゆっくりとお仕事させていただくようになり」と語っています。
この記事では、福士蒼汰さんを最近見ないと言われる理由を、出演歴と本人の言葉から年を追って整理します。
目次
福士蒼汰を最近見ないと言われる理由|休止や不祥事はなし
- 活動休止や不祥事の発表はない
- 朝ドラと月9で主演が続いた時期
- 連続ドラマ主演の間隔が空いた
- 本人が語った20代後半の変化
まずは、何か問題があったのかどうかという点と、テレビで見る機会がどう変わっていったのかを見ていきます。
活動休止や不祥事の発表はない
福士蒼汰さんは1993年5月30日生まれ、東京都出身の俳優です。所属事務所は研音で、身長は183cm。2011年にドラマ『美咲ナンバーワン!!』でデビューし、同じ年に『仮面ライダーフォーゼ』で主演を務めました。受賞歴には、第38回エランドール賞の新人賞と、第38回日本アカデミー賞の新人俳優賞があります。
「最近見ない」と検索する人がまず気になるのは、何か問題があったのかどうかでしょう。調べて分かったことを、先に一覧にしておきます。
| 活動休止・不祥事の発表 | 確認できなかった |
| 連続ドラマ主演が続いた時期 | 2015年〜2017年(毎年1本) |
| 間隔が空きはじめた時期 | 2018年(舞台と映画4本の年) |
| 地上波の連続ドラマが途切れた期間 | 2024年3月〜2026年1月(およそ1年10か月) |
| その間に発表・公開された作品 | Netflixの韓国ドラマ(2024年6月に出演発表)、映画『楓』(2025年12月公開) |
| 初めての海外作品 | 『THE HEAD』シーズン2(2023年6月配信開始) |
所属事務所の研音や大手報道を調べた範囲で、福士蒼汰さんの活動休止・独立・不祥事といった発表は確認できませんでした。
事務所の公式プロフィールをたどると、デビューした2011年から2026年まで、ドラマ・映画・舞台・配信のいずれかの出演作が毎年記録されていました。出演そのものが止まった年はなかったことになります。
では、なぜ「見ない」という印象が生まれたのでしょうか。「ドラマで見ないけれど、どうしたのか」という疑問は質問サイトにも投稿されていて、同じように感じた人は少なくなかったようです。
出演歴を年ごとに並べると、地上波の連続ドラマに出る間隔が、ある時期から大きく変わっていました。ネット上にはさまざまな憶測も見られますが、本人の発言や報道で裏づけられるものは見つからなかったため、ここからは確認できた出演歴と本人の言葉だけをもとに見ていきます。
朝ドラと月9で主演が続いた時期
「最近見ない」という声の前提には、毎日のようにテレビで見かけた時期があります。まずは、その頃の出演歴を振り返ります。
2011年9月から2012年8月まで、福士さんは『仮面ライダーフォーゼ』で1年間主演を務めました。続く2013年には、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインの初恋相手・種市浩一を演じました。この役で、名前が一気に広く知られるようになりました。
2026年4月の映画イベントでは、『あまちゃん』で共演したピエール瀧さんと10年以上ぶりに再会し、役柄にちなんで「大将〜!」と笑顔で呼びかける場面もありました。
そこからの数年は、地上波のドラマと恋愛映画が途切れずに続きます。2014年には『弱くても勝てます』と『きょうは会社休みます。』に出演し、2015年7月期の『恋仲』ではフジテレビの月曜9時枠で初めて主演を務めました。
2016年には『お迎えデス。』、2017年には『愛してたって、秘密はある。』と、日本テレビ系の連続ドラマでも主演が続きました。2015年から2017年までの3年間は、毎年1本ずつ地上波の連続ドラマで主演を務めていたことになります。
映画でも、2015年公開の『ストロボ・エッジ』、2016年公開の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と、恋愛映画への出演が並びました。2015年には、映画『好きっていいなよ。』などの演技で第38回日本アカデミー賞の新人俳優賞も受賞しています。
CMも同じ時期に増えました。事務所の公式プロフィールによると、2013年にコンタクトレンズのシードとエースコック、2014年に花王の「リセッシュ」、2015年にセイコーの腕時計、みずほフィナンシャルグループ、YKK APと、新しい契約が毎年のように始まりました。
ドラマ、映画、CMのすべてで顔を見る状態が、2013年から2017年ごろまで続いたわけですね。のちに「見なくなった」と感じる人が多いのは、この時期の露出がそれだけ大きかったことの裏返しともいえそうです。
連続ドラマ主演の間隔が空いた
変化が表れたのは2018年です。この年、事務所の公式プロフィールのテレビ欄に連続ドラマの記載はありませんでした。
2017年11月から2018年2月までは劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』Season月に出演し、2018年のうちに『曇天に笑う』『ラプラスの魔女』『BLEACH』『旅猫リポート』と4本の映画が公開されました。仕事が減ったのではなく、舞台と映画に時間を使った1年だったことが分かります。
2019年には『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』に出演し、10月期の『4分間のマリーゴールド』で主演を務めました。2020年の主演作『DIVER-特殊潜入班-』は全5話の作品で、2021年には『アバランチ』に出演しました。
その後、地上波の連続ドラマ主演は、2023年の『弁護士ソドム』(テレビ東京系)、2024年1月から3月の『アイのない恋人たち』(ABCテレビ・テレビ朝日系)と続きました。
そして2024年3月に『アイのない恋人たち』が終わってから、2026年1月に『東京P.D. 警視庁広報2係』が始まるまで、地上波の連続ドラマへの出演はおよそ1年10か月途切れました。
公式プロフィールのテレビ欄に載っている範囲では、2024年6月の情報番組のあと、2025年11月のNHK『あさイチ』まで、再放送や関連番組、配信番組のほかに記載がありませんでした。およそ1年半、地上波で新しい姿を見る機会がほとんどなかったことになります。
主演の間隔を示す数字はほかにもあります。フジテレビ制作ドラマの主演は2015年の『恋仲』から約10年ぶり、日本テレビ系の連続ドラマ主演は2017年から9年ぶり、日本の恋愛映画への出演は2016年から9年ぶりだったと、それぞれの発表時に報じられました。
CMにも入れ替わりがありました。シード、エースコック、花王「リセッシュ」、セイコーの4社は2018年から2019年に契約期間が終わり、2020年以降はジーユー、ミンティア、ニベアなど別の企業のCMに出演しました。
本人が語った20代後半の変化
出演の間隔が変わった背景について、本人は2023年6月に公開された東洋経済オンラインのインタビューで率直に語っています。
デビューからの12年を振り返り、「12年を前半と後半に分けると、前半は順風満帆だったように見えるけど自分の中ではそうじゃない。後半は順風満帆とは言えないけど自分の中では充実していた、というように感じます」と話しました。
『仮面ライダー』や『あまちゃん』で注目された頃については、「自分の名前だけが1人歩きして、メンタルはそれに追いついていなかった」と振り返っています。当時は「そのころの記憶があまりないくらい」必死に目の前の仕事を乗り越えていたそうです。
転機について本人は「20代後半から自分のペースを確保しながら少しゆっくりとお仕事させていただくようになり、1つひとつの作品に対する、自分なりのクオリティが上がったと感じています」と明かしました。
1993年生まれの福士さんが20代の後半に入ったのは、2018年ごろです。公式プロフィールに連続ドラマの記載がなかった年と、ちょうど重なります。
同じインタビューでは、時間の使い方にも触れています。「20代前半までは、プライベートの時間があまりない7年間でした。そこから5年間くらいは自分の時間を作るようにして。自分を見つめる時間ができたことで、心の余裕ができました」。
さらに「僕にとってはお仕事が充実していることだけではなく、自分が幸せに生きているかが圧倒的に大事」とも話しました。出演の本数を追うのではなく、1作ごとに向き合う働き方を自分で選んだことが伝わってきます。
海外への思いと国内の仕事との間で、迷いもあったようです。「海外に挑戦したい気持ちの一方で、日本でも今までと同じようにお仕事をがんばりたい気持ちがずっとあったので、なかなか海外へ踏み出せなかったこともありました」と明かしています。
テレビで見る回数が減った理由は、外から押しつけられたものではなく、本人の言葉で説明されていたわけですね。
福士蒼汰を最近見ない間の出演作|海外・配信・映画
- 舞台と配信に広がった出演の場
- 英語で挑んだ海外ドラマ初出演
- 韓国ドラマ出演と9年ぶりの恋愛映画
- 15キロ増量した悪役と連ドラ主演
- 福士蒼汰を最近見ない理由まとめ
ここからは、地上波で見る機会が減っていた時期に、福士さんがどんな作品に出ていたのかを順に見ていきます。
舞台と配信に広がった出演の場
地上波の連続ドラマが減った時期に増えたのが、舞台と配信作品でした。
舞台では、2017年11月23日から2018年2月21日まで、劇団☆新感線の『髑髏城の七人』Season月・上弦の月に出演しました。会場は東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京で、およそ3か月にわたる公演です。この舞台は、2019年9月に映像作品「ゲキ×シネ」として映画館でも公開されました。
2020年10月には『浦島さん』、2021年には脚本家・坂元裕二さんの朗読劇、2022年春には劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎『神州無頼街』と、舞台への出演が続きました。『神州無頼街』では主演を務めました。
舞台は劇場に足を運んだ人しか見られません。稽古と公演の期間は、テレビから姿が消えたように映ります。
配信作品も増えました。2022年2月にAmazon Originalドラマ『星から来たあなた』、2023年5月にはU-NEXTで全25話の『NoMAD Workout -FUKUトレin NY-』が配信されました。2024年3月には、WOWOWの「アクターズ・ショート・フィルム4」で短編『イツキトミワ』の監督と脚本も手がけています。
どれも、加入していなければ目に入らないサービスです。地上波だけを見ている人にとっては、この時期の仕事の多くが届きにくい場所にあったといえます。
NHKでは、2020年12月にBS時代劇『明治開化 新十郎探偵帖』に出演し、2023年にはドラマ10『大奥』で万里小路有功と天璋院(胤篤)の2役を演じました。民放の連続ドラマとは違う枠での出演が増えたことも、印象の変化につながったのかもしれません。
映画では、2019年に『ザ・ファブル』、2020年に『カイジ ファイナルゲーム』が公開され、2024年5月には松本まりかさんとダブル主演を務めた『湖の女たち』が公開されました。恋愛映画が中心だった2010年代半ばとは、作品の色合いも変わっていきます。
英語で挑んだ海外ドラマ初出演
出演の場が広がった先には、海外作品がありました。2023年6月17日にHuluで配信が始まった国際連続ドラマ『THE HEAD』シーズン2です。
福士さんはエンジニアのユウト・ナカムラ役で、全編英語のせりふに挑みました。本人は「20代のうちに海外作品に出演することが夢だったので、決まったときはすごくうれしくて」と語っています。
撮影は2022年にスペインで行われました。「撮影はスペインのテネリフェ島で1カ月、マドリッドで1カ月の計2カ月間。その間は現地に滞在して撮影に臨んでいました」と本人が明かしています。
福士さんは舞台『神州無頼街』の公演が終わった2日後にスペインへ向かい、そのまま2か月間、日本を離れて撮影していたのです。
当初は舞台と日程が重なり、出演は難しい状況だったそうです。それでも「このドラマは自分の人生にとって必ずプラスになると思った」と調整を頼み、舞台の合間に英語の台本を繰り返し読んで準備しました。シーズン1に出演した山下智久さんからは、「緊張しないで。福士くんならできるよ」と励まされたそうです。
英語は、中学生の頃から独学で続けてきたものです。授業で先生に発音を褒められたのがきっかけで、俳優になってからは「役者として海外で仕事がしたいという意識になりました」と話しています。
海外作品のオーディションには何度か挑戦し、うまくいかない時期もありました。それでも勉強は続け、配信開始時の取材では「平均1時間から2時間くらいは勉強しています」と明かしています。2024年1月19日放送の『徹子の部屋』でも、「英単語を1日100語勉強する」という勉強法が紹介されました。
一方で、日本を離れるつもりはないとも語っています。「海外の作品にはチャンスがあれば、今後もどんどん挑戦していきたいけれど、日本での仕事をまず大事にしたいと思っています」。海外へ軸足を移したのではなく、日本と海外の両方で仕事をする形を選んだことが分かります。
韓国ドラマ出演と9年ぶりの恋愛映画
地上波の連続ドラマが途切れていた2024年3月から2026年1月の間にも、仕事は進んでいました。
2024年6月27日、Netflixの韓国ドラマ『恋の通訳、できますか?』への出演が発表されました。キム・ソンホさん、コ・ユンジョンさんが主演するラブコメディーで、福士さんにとって初めての韓国作品です。
報道によると、福士さんは韓国の制作会社と直接契約を結びました。韓国の制作会社を通じて日本人俳優がNetflix Koreaのドラマに出演するのは異例だと伝えられています。
発表時には「世界中の方々と仕事をするのが夢なので、この作品を通じて新しい自分に出会えることを楽しみにしています」とコメントしました。作品は日本、イタリア、カナダなど世界4か国が舞台で、2026年1月16日に配信が始まりました。
出演の発表から配信開始までおよそ1年半かかっており、その間は作品が完成するまで視聴者の目に触れない時間でした。
2025年10月には、台湾映画『花臉猫:修羅道』でのダブル主演も発表されました。本人は「自分の夢は場所を問わず世界中で活躍することです」とコメントし、言葉の違いについても「言葉が分からないからこそ、自分に集中してお芝居と向き合える」と前向きに語っています。
国内では、2025年12月19日に映画『楓』が公開されました。スピッツの楽曲を原案にした行定勲監督の作品で、福原遥さんとのダブル主演です。福士さんは双子の兄と弟を一人二役で演じました。
日本の恋愛映画への出演は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』以来9年ぶりと報じられています。かつての代表的なジャンルに、長い間隔を空けて戻った形です。
語学は英語だけではありません。本人は「英語や韓国語、中国語を勉強してきました」と話していて、韓国の俳優との共演作では「勉強中のつたない韓国語で積極的にコミュニケーションを取ることを心がけました」と振り返っています。
15キロ増量した悪役と連ドラ主演
2026年に入ると、地上波で見る機会が一気に戻りました。
1月13日、フジテレビ系の火曜9時枠で『東京P.D. 警視庁広報2係』が始まり、福士さんは主人公の今泉麟太郎を演じました。フジテレビ制作ドラマの主演は、『恋仲』以来およそ10年ぶりです。
発表時には「今回、10年ぶりに帰ってきて、そして緒形直人さんとご一緒できるということで、ドラマ自体も社会派でまた違った自分を見せることができるのではないかと思っています」とコメントしました。地上波の放送は4月7日に最終回を迎え、続編のシーズン2はFODで5月まで配信されました。
5月29日には、映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』が公開されました。韓国の人気シリーズを日本オリジナルの物語にした作品で、福士さんは国際手配中の犯罪集団のボス・村田蓮司を演じています。
この悪役のために、福士さんは撮影前に体重をおよそ15キロ増やしていました。
4月28日のジャパンプレミアでは「撮影始まる前に筋肉と脂肪で15キロぐらい増やして、今は脂肪だけ10キロ落としている感じですね」と明かしています。主演の水上恒司さんも「福士さんの仕上がりを見て、僕は筋肉って言えないなと思いました」と驚いていました。
映画を見た人から「誰だか分からなかった」という声があがったことも、本人がインタビューで紹介しています。爽やかな好青年の印象が強かっただけに、体つきまで変えた姿が同じ人だと気づかれにくかった面もありそうです。
10月4日には、日本テレビ系の日曜ドラマ『ハイド&シーク 0秒前の彼女』の放送が始まり、福士さんが主演に起用されました。日本テレビ系の連続ドラマ主演は『愛してたって、秘密はある。』以来9年ぶりで、本人は「ミステリーで再び日本テレビの作品に戻ってきました(笑)」と話しています。
今度は役に合わせて体を絞り、「今回は絞っていますね。ひたすら減量です」とも明かしました。増量も減量も、作品ごとに体から作り直していたことが分かります。
福士蒼汰を最近見ない理由まとめ
福士蒼汰さんを最近見ないと言われる理由について、分かったことをまとめます。
- 活動休止・独立・不祥事といった発表は、事務所や大手報道で確認できなかった
- 2015年から2017年までは、毎年1本ずつ地上波の連続ドラマで主演を務めていた
- 2018年には舞台『髑髏城の七人』への出演と映画4本の公開があり、公式プロフィールに連続ドラマの記載がなかった
- 本人は「20代後半から自分のペースを確保しながら少しゆっくりとお仕事させていただくようになり」と語っている
- 2022年にスペインで2か月間撮影した『THE HEAD』シーズン2で、海外ドラマに初出演した
- 2024年3月から2026年1月まで、地上波の連続ドラマへの出演がおよそ1年10か月途切れた
- その間に、Netflixの韓国ドラマへの出演発表と、映画『楓』の公開があった
- 映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』では、役作りで体重をおよそ15キロ増やした
福士蒼汰さんがテレビから消えたわけではなく、出演の場が舞台・配信・海外作品へと広がり、地上波の連続ドラマの間隔が空いたことが「見ない」という印象につながっていました。
英語や韓国語を学びながら国内外の作品に挑む福士さんの、これからの活躍にも注目です。
